東北駅弁紀行
久しぶりの投稿である。なかなか体が慣れない生活だが、如何お過ごしだろうか。
旅行記も一段落ついたので、グルメリポートでもする。仰々しいタイトルにしてしまったが、品目は3つである。
3つとも去年の夏、鉄研旅行で東北を訪れた時に購入したものだ。旅行中にごはんが弁当ばかりになるのは避けたいので、大抵外食してあまり弁当を買うことはない。この鉄研旅行でも駅弁を買ったのは、記憶の限りでは以下の3つと富山での1つぐらいある。富山で食べたのは美味しかったのだが名前もパッケージもどんなのだったか忘れてしまった…(ますのすしとかではない、肉魚色々入ったオーソドックスな弁当であったことは覚えている)
さて、1つ目は仙台駅で購入した平泉うにごはん。一ノ関の斎藤松月堂さんの弁当だが、今回買った仙台の他、盛岡などでも販売しているらしい。
仙台から一ノ関までの新幹線やまびこ号の車内で頂いた。一ノ関も平泉も岩手県の内陸に位置するが、岩手県沿岸部は言わずと知れたウニを始めとする海産物の名産地である。
このウニは蒸しウニらしいが、お味はウニの風味を残しつつもあっさりしており、観光地にありがちな生ウニ丼なんかが苦手な人にはおすすめできる。茎ワカメやイクラも添えられており、飽きることがない。小さな容器なので味に関係なく飽きることはなさそうだが。お値段は覚えていないので確認したところ、1200円だったようだ。もうちょっと高かった気がするが、お得だということだろう。
うにごはんと同じく仙台駅で購入したのが金華鯖寿司。
❬写真は、ない❭
調べたところ金華鯖寿司という商品は見当たらず、金華棒鯖寿司というのが出たきた。記憶が危うくて申し訳ないが、とりあえず金華鯖の寿司である。これは地元の駅弁屋ではなくてNRE(要はでっかい会社)製造だが、想定以上に美味しかった。鯖寿司というのはパサパサしがち(※筆者の私見である)であるが、しっかり脂が乗っていた。写真を撮っていないのも鯖寿司をナメてそんなに期待していなかったからである。申し訳ないことをした。これは部長と東北本線の普通列車の車内で分け合って頂いた。
金華鯖というのは金華山という島の近海で獲れた鯖を指すようだが、調べてみるとそこは神社の神職5名以外に住人はいないらしい。
さて、3つ目は日本海側に移って、直江津駅のかにめし。普通列車泊ゆきの車内で頂いた。
中身も撮れと言いたいところだが、旅行も最後になってくると、食べられたらもうそれでよくなるのだ。そもそも直江津は新潟県西部なので北陸とか関東甲信越なのだろうが、東北ということにしておく。
これを買ったのは別に深い意図はなく、ただ旅行の終盤にいっぱい食べたかっただけで、衝動的に湧き起こった食欲に従ったのだ。だが僅かに残っていた理性で、富山で昼ごはんを食べることを想定して、軽いものにしておいたのだ。かにめしはあまり食べないものだが、さっぱりしていて食べやすかった。
旅行中に弁当を食べるメリットの1つは、外食では栄養バランスが極端に偏りがちだが、弁当は正しく選べばバランスをとれる、ということだが、今回はそういうことは考えていない。
以上、味の感想や値段感覚はあくまでも主観である。
こんな感じで、弁当以外にも、旅先での食事や、マイナー観光地を紹介していけたらなと思っている。